記念撮影

3月13日、トラジャ県サンガラ村ホテル・サンガラにて、京都大学東南アジア研究所・ハサヌディン大学・Universitas Kristen Indonesia, Pauls(UKIP)との共催で、ワークショップが、無事に開催されました。
トラジャ県知事代理による開会式があり、朝9時から夕方5時過ぎまで、途中で退席する人もほとんどなく、盛況なワークショップとなりました。
報告者にUKIPからの参加がなかったことが残念でしたが、ひとつひとつの報告に対して、かならず地元参加者からの鋭いコメントや間違いの修正があり、ひじょうにインタラクティブで、おもしろい場面がいくつもありました。自分に対する反省でもありますが、取ったデータを地元に還元することの意義を、まさに実感したように思いました。
地元のNGOの方々の活発な発言があり、報告者だけでなく、今回は発表しなかったスプルモンデ班のメンバーもそれぞれに、あらためて最終年度に向けて、どのように調査地と関わるかという問題を意識する機会になりました。
近々、スラウェシ科研サイトに、報告のタイトル一覧を掲載する予定です。
それにしても、トラジャまでは車をとばしても、最低でも7時間はかかります。これだけたいへんなところで調査をすることを考えると、今回、たった一日ではありましたが、地元からの参加者の方々の率直な感想を得ることができたのは、なにものにも代え難い調査の成果であるように思いました。
写真はワークショップ終了後に撮影したものです。前列左から、UKIP学長Lambeさん、トラジャ班代表Nurkinさん(UNHAS)、スラウェシ科研・水野さん、WALDAのソンボリンギさんの奥さん(名前を失念しました)、WALDAのソンボリンギさん、です(撮影:浜元聡子)。