2005-01-01から1年間の記事一覧

東山の峰々は、紅葉がまだまだ美しいですが、北山はうっすらと雪化粧をした今朝の京都です。よく晴れていますが、たいへん寒いお天気です。一方、スラウェシは、雨季の真っ最中。今年は雨が降るのが比較的早かったですが、本格的に雨が降り出すのは、2月、…

スラウェシ科研・研究協力者松井和久さんからのお知らせです。 第61期インドネシア理解講座『スラウェシ島理解シリーズ』の第四回目のテーマは、マカッサルの華人です。 20年以上にわたりブギス社会を調査し続けてきた伊藤眞さんが、知られざる南スラウェシ…

スラウェシ科研・研究協力者の島上宗子さんからのお知らせです。 2005 龍谷大学国際社会文化研究所シンポジウム “もっとやろう!普段着の国際交流!!” テーマ:国境を越えた村おこし −日本と東南アジアをつなぐ実践− 日 時:2005年12月8日(木)15…

スラウェシ科研の研究協力者:島上宗子さんが活動する「いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク」の勉強会のお知らせです。こちら(http://blog.melma.com/00131162/20051106215057)より。 詳細はこちら(第8回「いりあい・よりあい勉強会」のお知らせ…

先日、バランロンポ島の家族にレバランのお祝いの電話をしたとき、今年は雨が多くて、たいへんだ、という話をききました。 雨季というと、一日中、雨が降り続くようなイメージがあるかもしれません。しかし、実際には、明け方、午前11時くらいからの数時間…

写真は2004年の夏、ハサヌディン大学の研究者たちと合同調査旅行に出る直前の結団式(?)の前に、アロマ・ラバッカン(ラバッカン王国の味、という老舗イカン・バカールレストラン)で撮影したものです。スラウェシ科研の日本側メンバーが、ほぼ全員、参加…

スラウェシ科研も2年目の半ばを過ぎ、ちょうど折り返し地点を迎えました。 この間、ハサヌディン大学との合同臨地調査の実施(2004年)、ワークショップ開催(2005年)など、少しずつではありますが、研究活動を積み重ねて来ました。 国内研究会、国内合宿…

Selamat Idul Fitri. Maaf lahir dan Batin.ラマダン月(断食月)が明けました。おめでとうございます。

写真はバランロンポ島にふたつあるモスクのうち、新しい方のモスクです。 スプルモンデ諸島では、2000年以降、モスクのすぐ隣にミナレット(インドネシア語ではムナラmenara:塔、高い建物の意味)建設のブームがありました。それに合わせて、モスクの改築・…

写真の女性は、バランロンポ島の飲料用の公共井戸の管理人をしているミナさんとニニさん母娘です。 島には飲料水用の公共井戸が3カ所あります。いずれも海岸部から内陸部に向かったパンノキの林の中にあります。ミナさんが管理している井戸は、その中でもも…

下記で、シンポジウムの案内をしています。 10月28日、インドネシアからは話題提供者として、Taufik Abudullahさんをお招きしています。Taufikさんはインドネシア各地のイスラームの歴史をまとめた『インドネシアのイスラム 』(タウフィック・アブドゥルラ…

10月28日は、スラウェシ科研およびスラウェシ研究会の国内活動本拠地となっている京都大学東南アジア研究所の設立40周年記念行事がおこなわれます。インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポールから、来賓を招き「東南アジア研究の継承と展望」という題…

スラウェシ科研研究協力者の島上宗子さんよりのお知らせです。 「いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク(あいあいネット)」で発行することになったメールマガジン「いりあい・よりあい通信」のご案内です。このメルマガは、あいあいネットの活動の近況…

10月5日から、イスラーム暦の断食月(ラマダン)に入っています。 この間、ムスリムの人々は、日中の飲食をおこないません。人にもよりますが、唾を飲み込むことも控えます。健康に問題がない人や、職務上、断食が差し障りとならない人だけが、断食をおこな…

■会場変更 こちら(id:celebes:20051013)でおしらせしました「スラウェシ研究会」の会場が、変更になりました。○変更後→京都大学東南アジア研究所 東棟2階 E207号室話題提供者、研究発表内容等に変更はありません。 お気軽にご参加ください。

http://blog.melma.com/00131162/で、10月以降のインドネシア関連のイベント・カレンダーが案内されています。http://blog.melma.com/00131162/20051018073047 (もともとの情報はこちら:http://ssanggar.parfait.ne.jp/calen/calen.cgi)京都方面との大き…

松井和久さん(スラウェシ科研研究協力者・アジア経済研究所)からのお知らせです。 (こちらもご参照ください→http://www.harapan.co.jp/Indonesia/GBI/GBI_index.htm) ☆第58期インドネシア理解講座 『4時間で話せるマカッサル語』&『チョト・パライカッテ…

2005年度第2回目の「スラウェシ研究会」の開催を、お知らせいたします。 事前の連絡は不要ですので、お近くの方はご自由にお越しください。今回は、現在のスラウェシ研究の中枢を担うふたりの筆頭研究者(スラウェシ科研:松井・岡本)のほか、愛媛大学…

ある日のバランロンポ島の昼食です。 12時の位置から時計回りに、 ウミブドウ(Caulerpa lentillifera J. Agardh) ナンカ(パラミツ)の若い実のココナツ・ミルク煮(サユール・ロデ) サンバル(トウガラシ・トマト・アカワケギ・レモン・エビペーストな…

スプルモンデ班日本側班長の遅沢克也が、今年の夏の活動を振り返って書いています。 9月末に研究室の藤田(M1)と本多(4回生)*1が調査を終えて無事帰国、今後研究室の体勢を整えてアジス君*2ともども全力でスラウェシ研究に取り組みます。以下のことお…

今年度最初の活動報告を、スラウェシ科研のサイトにアップロードしました。 研究分担者:遅沢克也の洋上臨地研究の現場です。 Osozawa Katsuya:遅沢克也:チンタラウト号遅沢は、スプルモンデ班(海の自然資源利用と地方分権)の日本側班長として、日本人と…

カメラ付き携帯電話、デジタルカメラなどの普及が著しい南スラウェシ州の人々の生活ですが、マカッサル海峡島嶼部地域における携帯電話の受信状況を整備するための大型アンテナが、バランロンポ島に建設されました。 インドサットの受信アンテナは、マカッサ…

10月2−3日にかけて、2005年度スラウェシ科研の研究進捗状況の報告および年度後半、来年度以降の調査研究に関する打ち合わせ会が、滋賀県・琵琶湖コンファレンスセンター(彦根市)において開かれました。 田中耕司(研究代表者・京都大学東南アジア…

10月1日午後8時頃(現地時間)、バリ島のリゾート地、クタとジンバランで爆発テロが起きたようです。 BBCのニュースによれば、現在までに12人がこの爆発により死亡したとのこと。浜元はマカッサルからの帰路に、デンパサールを経由しており、ちょうどク…

南スラウェシは、ちょうど乾季と雨季の変わり目。午後2時を過ぎると生暖かく強い風が、東から西に吹き荒れます。マカッサル海峡の漁師さんたちも出漁を取りやめていました。中秋の名月を過ぎてから、ようやく風も落ち着き、そろそろなまこ漁の船が出漁の準…

携帯電話の普及率に驚かされました。カメラ機能搭載というのも、めずらしくはなく、本屋などでは必要なページをカメラで撮影している若者もみかけました。日本とまったくおなじです。デジタルカメラの普及率もすさまじく、普通の島の人が記念写真を撮ろうと…

昨日、8月30日、スラウェシ科研第2年度までの中間報告を兼ねたワークショップが開催されました。午前と午後とあわせて、総数 40名が参加し、うち25名が報告をおこないました。日本からの出席者は、田中耕司、水野広祐、岡本正明、浜元聡子(以上、京…

半年振りのマカッサルは、乾季の真っ盛りです。デンパサールからの飛行機から見た景色は、一面、ほこりを被ったような灰色の乾いた山肌でしたが、なんといっても日本よりもはるかに涼しく過ごしやすいです。夜などは、肌寒いように感じます。典型的な乾季の…

中央大学の方(中央大学ファカルティンリンケージプログラム国際協力部門3年:西端則夫先生のゼミ)から、昨晩、マカッサル・フィールド・ステーションについての問い合わせがありました。短信をこちらに記しておきます。

8月16日京都午後6時45分。 あと1時間15分後には、京都大学のすぐ東側の大文字に送り火が点火されます。これで京都の夏も終わりです。 と同時にスラウェシ科研の調査は、いよいよ本格稼働します。 荒神橋交番前より。 鴨川右岸より。 京都大学東南ア…