マカッサル市郊外にある国立ハサヌディン大学研究棟に、マカッサル・フィールド・ステーション(MFS)があります。これは、スラウェシ科研とおなじく、2007年3月末日で終了した21COEプログラムとの共同で開設したスラウェシ地域研究の拠点です。学術的調査のためにマカッサルに滞在し、南スラウェシ州のみならず他の州の基礎的な情報(統計や論文、図書、地図情報)を必要とする人々に、便宜を供与する一方、ここに集まるおおくの人の情報交流の場となることを考えて開設されました。エレベーターのない建物の5階ということで、残念ながら、おおくの人に知られる存在でもなく、不便な場所ではあります。それでも、インドネシア国土調査局(BAKOSULTANAL)から発行されている地形図、インドネシア海軍が毎年発行している最新の海図などを、デジタル保存して管理しています。紹介状の必要はありません。現在のところ、一時的に常駐の担当者が不在ですが、5月以降、新体制が整う予定です。
観光で訪れる方も、是非一度、お立ち寄りください。連絡先は、後日、こちらで紹介いたします。