スラウェシ科研の研究協力者、浜元聡子さん(京都大学東南アジア研究所)の調査地、バランロンポ島を上空から撮影した写真です。
写真の右手が北。49haの面積に3,700人、約700世帯が住んでいます。隆起サンゴ礁の島は、もっとも高いところで海抜1メートル。家屋の一部は、もとは浜辺であったところを埋め立てしたところに建てられています。島の東側(写真の下辺方向)だけに、比較的大きな船を接岸するための水路があります。この水路の背後にカンポン・チナ(華人商人集落)とカンポン・ムラユ*1が拓かれました。今でも、インチェ・○○さん*2、ノナ・△△さん、ババ・××さん*3、と呼びあう声が聞かれます。