昨日付のYahoo!ニュース、本日付の朝日新聞朝刊などで、インドネシア国内で、鳥インフルエンザによるものとみられる病死者が出たことが報道されました。
実際のところ、鳥インフルエンザだったのかどうかはわかっていませんが、十分に注意する必要があるかもしれません。

鳥インフルエンザで3人感染死か インドネシア

2005年07月15日22時32分

 インドネシアの保健省は15日、ジャカルタ郊外で死亡した国家公務員の男性(38)と長女(9)が鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染していた疑いがあることを明らかにした。男性の次女(1)も死亡している。同国政府は香港で血液検査を実施しており、1週間以内に結論が出るとしている。

 鳥インフルエンザによる死亡が確認されれば、インドネシアでは初めて。また、男性らは家禽(かきん)類に接触した形跡はなく、人から感染した可能性があるという。

 同省当局者によると、男性は12日、長女は14日に入院先の病院で死亡。同省による血液検査で鳥インフルエンザに感染している兆候が見られた。一方、次女については、9日に死亡し、すでに遺体が埋葬されているため、血液検査はしておらず、感染の確認はできないとしている。

とりあえず、調査地近辺に養鶏場やたくさん家禽・家畜を飼っている場所がある場合には、聞き取り調査など、最善の注意を取るように心がけましょう。簡単なマスクの持参、ゴーグル、サングラス等の装着、予防効果かあるかどうかわかりませんが、うがい薬などもあるとよいかもしれません。
国立感染症研究所のサイトには、「鳥→ヒト」への感染は、ひじょうに例が少ないとあります。インドネシアは乾季の真っ盛りでもあり、大気はひじょうに乾燥しています。うがい・手洗いなど、できる範囲のことから、自分の身の安全を注意するように心がけたいものです。