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東山の峰々は、紅葉がまだまだ美しいですが、北山はうっすらと雪化粧をした今朝の京都です。よく晴れていますが、たいへん寒いお天気です。一方、スラウェシは、雨季の真っ最中。今年は雨が降るのが比較的早かったですが、本格的に雨が降り出すのは、2月、3月です。足場も悪く、海も荒れますが、スラウェシ科研の研究調査活動は、夏場に続いての活動期を迎えます。
- Aziz Salam 12月4日〜1月末日
- 遅沢克也 12月7日〜12月21日
- 市川昌広 1月10日〜1月23日
- 島上宗子 2月に3週間
- 水野広祐 2月に2週間
- (田中耕司)
- 浜元聡子 12月8日〜1月27日(ただし、個人の科研(若手研究(B))での出張)
Azizと市川は、スプルモンデ諸島のポダンポダン島、クランビン島などの木材商人によるボルネオ鉄木(Kayu Sappu, Kayu Urin)流通についての調査のため、東カリマンタン州で調査をおこないます。
遅沢、浜元は、マカッサルで百瀬邦泰氏(愛媛大学農学部)と合流して、パンケップ県島嶼部地域における植生調査と生業調査に従事します。この調査にはチンタラウト号*1を使う予定です
お天気は悪いですが、その分、聞き取りに時間を割きやすい季節でもあります。鳥インフルエンザが蔓延しそうな気配もありますが、みんな元気に調査に従事できればよいなと思っています。
*1:チンタラウト号は、遅沢克也が前の科研で造船した実験調査航海用の大型木造帆船です。