Midori Hirota まぐまぐ! - 読みたいメルマガ、きっと見つかる。 ジャワ島・ジョグジャカルタ南部を震源とする地震が発生してから、3週間になります。どのように震災からの復旧活動が進行しているのか、NGOや国際組織の救援活動がどのようにおこなわれてい…

インドネシア語の震災情報ブログです。 http://helpjogja.net/

スラウェシ科研の研究協力者・島上宗子さん(京都大学地域研究統合情報センター/いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク)からのお知らせです。 「いりあい交流2006」成果報告会「インドネシアの人々がみた日本の山村:経験をつなぐ」 この2年あまり…

海図の話の続きです。 ブギスーマカッサルの海の民といえば、自由自在に東南アジアの海を往来してきた人々というイメージがありました。かれらの航海技術についての論文や図書(Bugis Navigation / Gene Ammarell 1999)などもあります。マカッサル海峡の島に…

スラウェシ科研の南スラウェシ州における研究拠点、マカッサル・フィールド・ステーション(MFS:ハサヌディン大学研究棟5階)所蔵の図書リストを更新しました(Sulawesi Archives)。まだ書誌登録されていない図書・資料が多数ありますが、追って、情報を公開…

Jogja Heritage http://www.jogjaheritage.org./ スラウェシ科研研究分担者の松井和久さんから、教えていただきました。以下、松井さんから遅られてきたメールの一部を、貼り付けしています。 建築家の黒田正人さん(m-kuro@ta2.so-net.ne.jp)から、ジャワ…

東南アジア地域研究研究所 京都大学東南アジア研究所での、震災救援活動のご案内をいたします。 震災による犠牲者数が下方修正されたとはいえ、災害の全貌がまだはっきりとわからない今、日本にいるわたしたちも不安な気持ちをぬぐい去ることができません。 …

去る5月27日、スラウェシ科研の今年度の活動内容についての打ち合わせ会が、京都大学東南アジア研究所において、開催されました。 出席者は、田中(研究代表者:京都大学地域研究統合情報センター)、水野、岡本、浜元(以上、京都大学東南アジア研究所)、…

スラウェシ科研・研究協力者の島上宗子さんからのお知らせです。ショートノーティス気味で、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。 「いりあい・よりあい勉強会」のお知らせ■テーマ:「いりあい」がつなぐ日本とインドネシア 〜インドネシア・中ス…

2004年12月のインド洋沖地震の際に、ちょうどバランロンポ島に滞在中だったこともあり、スマトラから遠く離れた場所で、人々がこの自然災害についてどのように語るか、その渦中にいただけに、否応なしに関心を寄せることになりました。 地震後、数日後には、…

地震からまもなく1週間が過ぎようとしています。スラウェシ科研のメンバーの中には、長い間、ジョグジャカルタ近郊の農村地域で村落調査に従事していた人もいます*1。それぞれに親しい友だちや知人の安否を気遣っている状況です。 インドネシアへの電話がた…

震災に遭う前のジャワの農村に、短い間だけ、滞在したことがありました。スラウェシの島嶼部に比べて、圧倒的な緑の多さが目にまぶしかったことを覚えています。家屋の外観は、マカッサルやスプルモンデ諸島のどこに比べても、はるかに立派に見えました。家…

5月27日、ジョグジャカルタ特別行政地域南部バントゥル県付近で、マグニチュード6.3という規模の地震が発生しました。この地震により亡くなられた方は、6月1日現在で6,234名、家屋倒壊により避難所やモスクなどでの生活を余儀なくされている方々をはじめとし…

訃報:インドネシアの作家 プラムディア・アナンタ・トゥル : exblog ガドガド exblog ガドガド←こちらで知りました。 プラムディア・アナンタ・トゥール氏が亡くなられたとのこと。インドネシアだけでなく、現代東南アジア文学を代表する作品をたくさん残さ…

3月3-4日におこなわれました、スラウェシ科研第3回国内打合せ・スラウェシ研究会のときに配布した資料を科研サイトに掲載しました。 全員の分ではありませんが、今年度のスラウェシ科研での活動(日本側のみ)が垣間みられると思います。 2005年の活動情報ま…

昨年の10月、今年の1月と、二段階にわたってBBM(石油燃料)が値上げされたインドネシア。最初の値上げで180%近くも価格が上昇したことにより、離島部の漁村などでは、一日の漁獲による純利益が、燃料費と釣り合わないという事態が続出しました。ちょうど断…

以前にこちら(id:celebes:20050615)で、田中耕司が紹介していますが、南スラウェシのブギス−マカッサルの高床式住居は、家ごと別の場所へ引っ越しをすることがあります。 今日の写真は、3月のトラジャワークショップに向かうために、パンカジェネおよび島…

マカッサルには長い間に渡って、行ったり来たりしていますが、意外と海に沈む夕日をきちんと見たことがありませんでした。 一昨日の夕方、ロサリ海岸通りに散歩に出かけたら、ひさしぶりに大きな夕日が見えました。もっとも、少し雲が残っていましたので、完…

3月13日、トラジャ県サンガラ村ホテル・サンガラにて、京都大学東南アジア研究所・ハサヌディン大学・Universitas Kristen Indonesia, Pauls(UKIP)との共催で、ワークショップが、無事に開催されました。 トラジャ県知事代理による開会式があり、朝9時から…

スラウェシ科研・トラジャ班のワークショップの日程が確定しました。日時:3月13日(月曜日) 午前9時〜終わるまで 場所:南スラウェシ州トラジャ県Universitas Kristen Indonesia, Pauls日本からは、トラジャ班代表者の水野広祐、浜元聡子が出席します。マ…

3月の調査旅行予定です。 水野広祐: 3月10日〜3月20日「地方分権下のトラジャ県における土地所有制度の変容・再編」トラジャ県での調査 浜元聡子: 3月6日〜3月20日「地方分権下のウジュン・タナ郡島嶼部地域の社会経済変容の調査」マカッサル市ウジュン・…

スラウェシ科研研究分担者の水野広祐からのお知らせです。 直接、インドネシア関連の話題をもつ発表は含まれていませんが、ネットワーク理論から東南アジアおよびアジア全域を理解しようとする試みが議論されます。 ネットワークとは、東南アジア研究におい…

スラウェシ島情報マガジン Majalah Informasi Sulawesiに掲載されたばかりの最近記事です。→マリノ マリノ郡は、マカッサル市の南部に横たわるゴワ県の東端に位置します。オランダ時代に避暑地として開発されたため、マツなどの樹高のある針葉樹が植林されて…

マカッサルを拠点として、周辺の地方都市に向かう場合、いろいろな交通手段が考えられます。スラウェシ科研では、まとまった人数がみんなで一緒に調査へ出かける際には、船や車を借り上げることがよくあります。船の場合は、遅沢の「チンタラウト」号を使う…

スラウェシ科研・研究協力者の島上宗子さん(いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク(あいあいネット))からの、お知らせです。 通常は、東京で研究会をおこなっている「あいあいネットワーク」の活動ですが、今回は、スラウェシ科研との共催として、…

来月3月4−5日、愛媛大学(松山市)において、第3回スラウェシ科研国内打ち合わせ・第3回スラウェシ研究会を、開催いたします。 お近くの方で、スラウェシ研究に興味のおありの方は、ぜひお越しください。 日程:2006年3月4日 午後 〜 5日 午前 …

スラウェシ科研の若手部門の楠田健太さん(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科大学院生)が、21COE「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成研究」(ASAFAS +CSEAS)のメールマガジンに、下記のエッセーを寄せています。一カ所、修正すべき点は…

さて、ほんの2ヶ月ほど留守をしただけですが、マカッサルの街ではいくつかの変化ありました。新しいホテルが次々と建設中であること、スラウェシ科研の定宿ウィサタ・インの斜向かいにダンキン・ドーナツができたこと、などです*1。ダンキン・ドーナツが街…

久しぶりの更新です。 12月から1月にかけては、スラウェシ科研では「トラジャ班」と「スプルモンデ班」が、それぞれ、臨地調査をおこないました。 トラジャ班では、2月下旬に、ランテパオ周辺で、県役人や現地の大学関係者などを招待して、今年度の調査成果…

東山の峰々は、紅葉がまだまだ美しいですが、北山はうっすらと雪化粧をした今朝の京都です。よく晴れていますが、たいへん寒いお天気です。一方、スラウェシは、雨季の真っ最中。今年は雨が降るのが比較的早かったですが、本格的に雨が降り出すのは、2月、…